17日の水曜日
車で安曇野へでかけた
雨模様の安曇野
道祖神が出迎えてくれた
安曇野には
かつて何度か出かけている
ある時は写生に
ある時は「安曇野の食卓」に
そしてある時には・・・
そんなわけで
今回は十数年ぶりの安曇野だが
たいていの道はどこに繋がるか知っている
いや
覚えていたというべきか
森の中にはホテルがあり
小さなチャペルがある
時には結婚式が行われ
オルガンの響きがするかもしれない
豊科近代美術館は
近代彫刻の巨匠といわれる高田博厚さんの彫刻を展示している
折しも
IAC・アンデパンダン展が開催されていた
絵画から彫刻
そしてキルトの展示まで
誰でも参加できる美術展
一泊して
翌日は「安曇野ちひろ美術館」へ
ちひろ美術館の玄関の屋根
これは背景の有明山の勾配とぴたりと重なる
こんなこと
今度はじめて知った
ここには安曇野へ行くたびに寄っている
きな臭い国にしたいという
この国の愚かな宰相の危険な企てを
いわさきちひろの震える心は
きっと悲しんでいることだろう
帰途
安曇野インターへ向かう途中
堀金というところに「貞享義民館」というのがあるというので寄ってみた
貞享義民館正面
長野県は
全国で最も一揆の多かった土地柄という
中でも江戸・貞享3年の過酷な年貢に抗しての農民一揆は
多助一揆とも呼ばれ全国的にも著名の一揆
・・・らしい
こうした流れは
やがて「自由民権運動」に連なり
そして「日本国憲法」や「世界人権宣言」へと引き継がれている
そんな流れをビジュアルにまとめ上げた小さな資料館
トヨタ・ピクシス・エポック
益子町から安曇野までおよそ320キロ
燃費はざっと22.8km/リッター
でした