あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします
年末より雪の会津若松市に閉じ込められておりました。
ここには伯父の家があった筈ですが、
今はおそらく孫の世代にでもなっているのでしょう、
すっかり音信も途絶えています。
そんなことを思いはしたものの、
旧家の住所など調べて来たわけではなく、
古い地番なども地元の役場などでしっかり調べて貰わなければ、
今は何という地名、番地になっているかもわからないでしょう。
こうして親戚などもいつか散り散りになって行くのでしょうね。
会津若松と言えば、
まず挙げられるのは鶴ヶ城と白虎隊でしょうか。
大晦日から降り出した雪は30cmほどかな。
元旦、
真っ青に晴れた空に誘われてお城を眺めに出かけました。
日本人ならずとも、
高い所というのはきっと登ってみたくなるもの。
ところが、
そういう所は多分日本中どこでも有料です。
さてチケット売り場を目指しましたら、
M子がとんでもないことを言い出しましたよ。
「お父さん、いくらかポケットにあるよね」
「えっ、そんなの無い、ぜんぜん無い」
そう言えばM子はいつものショルダーバッグを持っていません。
慌ててズボンのポケットに手を突っ込んで、
小銭らしいものをごそっと手のひらの上に・・・。
高速を乗り継いで会津へ来る途中で寄ったコンビニでのお釣り。
全部で597円。
ぎゃは、
観覧料お一人様610円に13円足りないではありませんか(^_-)-☆
というわけで、
トンチキな二人組はすごすごとチケット売り場を後にしたのでした。
せめても、
「大人二枚」
なんて口走る前に気づいて良かったぁ!
蒔絵のお重が十数万円だって。
庶民はせいぜいお箸です(^^;
会津武家屋敷は、
幕末に京都守護職を仰せつかった松平容保の家老西郷頼母の屋敷。
この方は、
容保さんに再三京都守護職を辞退するように働きかけた人ですが、
京都守護職を引き受けたがために会津は逆賊となるわけ。
先年のNHKの『八重の桜』でもそうした経過がなぞられていましたね。
江戸城が無血開城された腹いせに会津が攻撃されたとも言われています。
陽だまりのセグロセキレイ