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Channel: KANTO's パン焼き人は荒です(^^♪
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冬将軍がやって来た

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午前四時というと、今頃ならちょうどオリオンが天頂にあるんですね。
もうすっかり冬将軍が居座っていて、空気がキーンと張りつめた感じの朝です。
パン屋をやっていますと、仕事はどうしても深夜から早朝ということになります。
だって、焼きたてのパンというのはどなたにも魅力ですからね。
 
でも、近ごろは開店時間にすべてのパンが並ぶということがなくなりました。
前日に仕込んだパン生地が予定の時間にちゃんと膨らんでくれないのです。
ストーブも入れ、時にはオーブンを空回しして温度を上げるんです。
それでも自家栽培の酵母によるパン生地は芯までは温まっていないのでしょうね。
酵母は本当の寒さを知っているのです!
 
イメージ 1
 
もう霜が降りていますから、朝ばかりは「しっかり冬」というわけでしょう。
パン生地ばかりかニンゲンまで縮こまってしまいそうです。
 
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柿の紅葉もいいものですね。
でも、この画像はようやく実を着けたわが家の柿をお見せしようというものです。
桃栗三年柿八年といいますが、やっとこ小さな実を着けるようになりました。
この柿は私どもが栃木に住むようになった時に植えたものです。
なるほど八、九年めにして実が着き始めたのですね。
 
イメージ 2
 
西坂の斜面の上は北向きで、しかも母屋の影が落ちるのです。
ですから、果樹もなかなか育たないのでしょう。
この近くに植えた他の柿の苗木はみんな育ちませんでした。
そ、この柿と、昨年の夏に植えた渋柿だけが紅葉しています。
 
この柿が育ったら嫌と言うほど干し柿にしてやろうと思っているのです。
でも、今年もまだ近くの農家さんからいただいた蜂谷柿をつるしています。
 
イメージ 3
 
吊るし柿はよくカビてしまうといいますね。
ウチでは熱湯にほんの10秒ほど通す方法でカビの付着を防止しています。
農家さんはそれっきりだと教えてくれたのですが、
ウチでは念のために焼酎を霧吹きで噴霧してから吊るしています。
 
イメージ 7
 
1週間干して、昨日になって試食してみました。
充分に甘くなっていましたが、さてこれからが大切と教わりました。
この干した柿の一つ一つをラッピングして、冷蔵庫に寝かせるのだそうです。
農家さんの話では、これで夏でもお茶うけに出来るとのことでした。
そう言えば、いつか昔、とろっとして甘い干し柿をいただいたことがありました。
今年はこれからもう一度新しい柿を干して、この方法でやってみたいと思います。
 
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初冬はいつも落ち葉掃きで悩まされます。
夜のうちに落ちた葉がたとえば画像のようだとして、それを掃くのに一時間。
でも、午後にはまたこのくらいは落ちています。
落ち葉をかき集めりゃ、たき火して芋を焼くいうのが楽しみでしたね。
 
イメージ 4
 
でも、たき火って、山の中ではそう簡単には出来ないんですよ。
山の中でたき火の煙が登ると、それを見た人が消防に連絡するかもしれない。
農家の焼畑にしろ、何月何日と日にちを決めていっせいにやっておられます。
その日はちゃんと消防車が巡回しています。
山の中に暮らすと言っても、それなりに掟というものがありますねぇ(^^;
 
イメージ 5
 
山茶花のこそと咲きたり冬初め  貫人
 
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今朝は、植木鉢でカンパーニュを焼きました、なんて言っても誰も疑いませんね。
これは陶器製のパン型で、アメリカ製。
ブログ友のWOKINIさんに仕入れていただいたものです。
 
イメージ 6
 
石窯でじっくり焼くのにはいいのでしょうが、普通のオーブンではちょっと(^^;
それもあってしばらく使わないでいたのですが、今朝はこれを使ってみました。
陶器製のパン型を使って石窯で焼いた場合は多少底熱を緩和してくれるかなぁ。
石窯では四方からの遠赤外線がパン生地を包み込んで焼いてくれるのです。
でも、底だけはどうしても直接石窯の温度が生地を直撃してしまいます。
底の部分の温度はおそらく300℃に近いですからねぇ。
 
肉厚のパン型を通せばあるいは底部の直熱も少しは緩和されるでしょうか。
そのうち、石窯に火を入れて試してみなければね(^_-)-☆
 
 
 
 

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