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Channel: KANTO's パン焼き人は荒です(^^♪
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芭蕉はここから

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午後になって、黒羽へ出かけました。
その名の通り江戸時代に黒羽藩があった所です。
黒羽町は2005年に大田原市へ編入され、
現在の地名は大田原市前田となっているようです。

奥の細道に旅立つ芭蕉と曽良は、
黒羽藩のご家老の浄法寺さんの邸をはじめ、
2週間にわたって黒羽に滞在しています。
まあ、このご家老さんも芭蕉のお弟子さんということになっていますから、
黒羽近隣の弟子などもやって来て句会などをしていたのでしょうね。
ご家老さんの俳人としての名は桃雪だそうです。

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屋根も戸障子も今時のものに変えられていますが、
ご家老の邸宅の一部はこんな建物だったようです。

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浄法寺邸を中心に黒羽の各地を歩いた芭蕉と曽良は、
おそらく句会などでそれなりの旅費を作って奥の細道へ旅立ったのでしょうね。
芭蕉は近くの雲巌寺を訪れて、
  木啄も庵はやぶらず夏木立
の句を詠んでいます。

浄法寺邸は芭蕉公園の入り口のすぐ近くにありますが、
この公園のすぐ隣にちょっとお気に入りの茶房があるんです。

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茶房城山にはカウンター席のほかに、
炉の切ってある四畳半ほどの畳敷きの席と、
テーブル席が三つほど。

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ここでの目当てはおやきです。

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おいしそうでしょ。
切り干しの入ったものと野沢菜の入ったものとをいただきました。

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