ここ数日のうちに、
くぬぎの森はすっかり若葉・青葉の季節を迎えています。
もう五月、
六日は立夏ですもね。
周囲の田にも水が入り、
早い所では田植えも始まっています。
少しずつ天候に変化が出て来て、
ここ栃木での農作業も少しずつ早められているのかでしょうか。
散歩の途中で、
こんな野草に出会いました。
これも思えば可愛そうなネーミングをされた植物でしょうか。
マムシグサ。
まむしが鎌首をもたげた姿を想像したと言われます。
マムシグサはわが家の敷地内にもたくさんありますが、
これはテンナンショウというのが正称のようで、
秋には赤い粒の実が付きます。
その姿もかなりどぎつくて、
草むらに見つけるとどきっとさせられます。
今、
庭で咲いている野草もたくさんあります。
これはヒトリシズカですが、
こうこぢゃこちゃしていると、
タクサンウルサイとでもした方が適切かもしれませんね。
本来はこんな風に咲いているんですが・・・。
他にはラショウモンカヅラも咲いています。
オッサレーとでも言いたくなる花ですが、
羅生門の鬼の切り落とされた腕のイメージだとか。
うーん、
植物というのは種類もやたら多くてネーミングに苦労されたのでしょうがねぇ(^^;
これは小さくともユリ科の仲間なのでしょうか。
チゴユリという名前が付いています。
さてさて、
庭の西の、
町道上のくぬぎの木のてっぺん近くで、
今幸せを満喫しているご夫婦がいるようです。
頭がちらっと見えますか?
カラスのご夫婦で、
夕方ともなると二羽が仲良く巣に入って、
いつもと違う「声」でゴニョゴニョと語り合っているのが聞こえてきます。
カラスに居住権を与えたつもりは無いのですがねぇ(^^;
カラスに言わせりゃ、
ニンゲンの奴め勝手に住みやがってことでしょうかね。
アオサギ