Mehrkornbrotをどう発音しますかねぇ
Mehrは英語のMoreで「たくさん」の意味
ドイツ語では「メア」または「メーア」でしょう
kornは英語のcornで「穀物」ですね
レシピの中にはドイツ語というので「コルン」と表記しているものもあります
この場合は「ル」はいわゆる「巻き舌」ル・・・の積りでしょう
ドイツでも近頃はあまり巻き舌の「ル・・・」は使わないかもしれませんよね
brotは「ブロト」または「ブロート」ですね
要するにMehrkornbrotは『たくさんの穀物のパン』の意味ですな(^^;
で
どんな穀物から出来ているかと申しますと
ライ麦全粒粉 小麦全粒粉 スペルト小麦 大麦 オート麦 米 きび ひえ・・・
日本でも五穀米とか七穀米とかなどがありますが
ドイツでも同じ発想でパンが焼かれているのでしょう
このパンを焼くには
ライサワー種と小麦サワー種が用意されていなければ話になりませんね
どういうものか
どちらも粉100に対して水100を加えて混捏して半日以上おいたもの
サワー種となると私の場合は3回くらいは掛け継ぎしています
つまりライ麦の発酵種と小麦の発酵種のことです
サワー種はドイツパンを焼くパン屋では常に用意されているのですよ
もう一つこのパンを焼くのに必要なものがあります
五穀七穀などと
それを粗挽きにした粉を熱湯で捏ねたもので
数時間放置して冷ましたもの
自分で作るわけです
左の機械は僕が作った製粉機
左の手回しの製粉機にモーターを取り付け
ゴム引きのベルトで回すようにしただけ
これと同じ発想の製粉機が
この手回し製粉機の会社からも出ていますが
モーターを持っていたのでくっつけただけ
これでも結構役に立ちます
左手前の黄色いダイヤルを右へ回すと細挽き
左へ回すと粗挽きになります
ここでは
大麦 オートミール 亜麻仁 きび アワを詰め合わせた市販品を製粉しました
他に
ごま白と黒 ひまわりの種を粒のままトッピングしています
トッピングの材料以外のすべての材料を
合計15分ミキサーで捏ねて生地を作っています
焼成は250℃に熱したオーブンに蒸気を多めに入れた状態で15分
蒸気を止めて200℃に下げたオーブンで25分
元レシピ(「ドイツパン大全」森本智子 著)を参考にして焼きました
焼き上がりの重さはおよそ900gです
まあ
1.4円/グラムくらいの値段になるのかな(^^;
昨年12月の初めに焼いたシュトレンです
3か月間冷蔵庫で保存していたもの
どこもなんとも変化なし
「3か月くらいは持つよ」と言った手前
ちゃんと責任をもって試食しました(^^;
24時間たった今も体調に変化はありません
夏までは・・・
無理いうな
もう保存品が無いよ
しかし
夏のシュトレンもいいかなぁ
ちゃんと冷やして食べる
行けそうだぞ
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