朝夕の寒さはひとしお
庭の外れのヤマザクラの葉も紅葉
これを「桜紅葉」と言うらしい
そう言えば
日光戦場ヶ原の「草紅葉」もぼちぼちか
浅い沼地が干上がった草原が
紅く燃える
雨が降り続けると沼になる
左はリンドウ
右はセンブリ
よく見るとどちらも五弁
子どもたちが一筆に描く星のよう☆
荒れ放題の芝生の中に咲いている
日曜日のパン屋さんは
時折忘れ去られたようにひっそりとしている
午前四時からせっせと焼いたパンたち
「また孫たちに送らなけりゃならんのんかい」
と思っていた午後
バーサの像に向かって
「そろそろお前さんの出番のようだぜ」
と呟いた
間もなく
自転車の一団が西坂を登って来た
近頃の自転にはスタンドが付いていないんだね
まさか少しでも軽くしたというわけでもなかろう
15段ギア装備
おじさんの頃は5段ギアでも進んでいたんだよ
そいつで大阪から四国・九州・日本海側を青森まで行って東京まで走ったっけ
筑波大学の学生諸君・総勢七名うち紅一点というクルー
「今朝、大学の近くから出発して、途中道の駅ましこに寄って来ました」
「面白いパン屋さんがあるからって聞いて」
ご近所のおなじみさんも現れて
一時にこんなにたくさんのお客さんが集まったことがあったかなぁ
バーサの念力はまだまだ抜群
たちまち店内は若い息吹で満杯
気のいいパン屋のおばさん
「お腹空いたでしょ」とか言って
お試しパンをどんどん配給
それでも足らなくて棚のパンを二つ三つ切って提供
それぞれに買ってくれたパンもむしゃむしゃ
若いっていいね!
ツリーハウスも覗きに行って
また颯爽と西坂を下って行きました
「気をつけてね!」
これも自転車
しかしよくまあこんな自転車が残っていたものだね
シルクハットの和製紳士が乗ったのかねぇ
道の駅ましこから東へ2キロほど
「納屋珈琲ひなた」さんの店内オブジェ
かつては農家の納屋だったんだね
益子は中心を外れたところに意外な顔がある町なのですよ(^^♪
そうそう
山路のくぬぎの森にパン屋があったりとね