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Channel: KANTO's パン焼き人は荒です(^^♪
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小宅の「とうじぼ」・節分行事

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散歩道にしている小宅(おやけ)のあちらこちに
お地蔵さんや道祖神がありますが
先日こんなものを見つけました

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毎朝立ち寄る小さなお地蔵さんの外枠に掛けられた藁苞(わらづと)
しめ縄のようです

イメージ 3

こちらは青竹を立て
しめ縄で結界して同じような藁苞がぶら下げられています

イメージ 4

「藁苞納豆」というものがありますが
縄の先端が丸くなっていてそこになにやら詰められています

近寄って良く見ると
一本の縄の両端が丸められていて
片方は小豆の入ったお赤飯のようですが
もう一端のだいだい色のものは何かわかりません
ちゃんと藁苞を開いて
中が見えるようになっていました
誰かが開けて見たのかな(^^;

きのうの朝の散歩では見なかったのに今朝はあるのなら
きのうの節分にこの藁苞が供えられたということかなぁ


午後になって
買い物帰りにお地蔵さんの近くを通ったら
いつも立ち話をする農家のご主人が道端に出ていらしたので聞いてみた

「とうじぼ」と言うそうで
節分の日にお地蔵さんや小さな祠(ほこら)などに供えるという
藁苞の中に入っているのは赤飯と「しもつかれ
五穀豊穣を祈る伝統行事らしいと教えてもらった

しもつかれ」とは何でしょう
県外の人でこれをすばり答えられる人はまずいないでしょう
大根やニンジンなどを
青竹で作ったのこぎり状の歯のある「おろし器」でおろし
これに豆まきの大豆と
鮭の頭を細かくしたもの
酒粕を加えて煮付けしたもの
栃木県の伝統料理に数えられています

イメージ 5

栃木県南部の益子町小宅に残る節分の行事で
その名も「しもつかれ」のようです










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