一昨日の午後
東京都内へ向かう途中
東北道の羽生PAに立ち寄りました
栃木県の佐野SAから
東北道最後のSAである蓮田SAの中間にあるPAです
どこかの関所の入口のような門があります
この奥には木造の建物がずらり
何だか江戸時代にタイムスリップしたような雰囲気です
旅人が通り
武家や町人
岡っ引きなどがひょいと現れそうです
ここ羽生PAは
時代小説ファンにはおなじみの池波正太郎さんの世界をモチーフにしたPA
『鬼平犯科帳』とか『剣客商売』などのシリーズ
店番をしながら片っ端から読んだ覚えがあります
何しろ本屋には本しかありませんし
午後の一刻など暇な時間があったりしまして・・・
池波正太郎さんは90年5月に亡くなりましたね
池波さんは美食家でもありまして
その方面の本もたくさん書いていますね
このPAの建物の中には
池波さんに因む?江戸情緒の飲食店が並んでいるという仕掛け
なんでそれが羽生にあるのかは「不明」
ここの鰻をわざわざ食べに行くという人たちがいましてね
うちのお客さんなんですけど(^^♪
その人たちが「鰻なら羽生で」と仰っていまして
それではというので
「うな丼」を食べてみることにしました
食事をしたばかりで飛び出して来たもので
この位がちょうどいいかというわけで「うな丼」
それにとかく値が張る鰻屋に入って
もしも当たらなかったらガックリしますもね
まずはうな丼くらいで・・・(^^)
「うな丼」もいろいろでござんすが
こんなにご飯が見えていてはいけませんや
元江戸っ子としては出されたうな丼にちとがっかり
しかし
ご飯がほんの少し硬すぎるようでしたが
鰻の身もほくほくとして柔らかく
まずまずのお味でした
・・・鰻にはちと煩い人なんですね(^^;
館内には各店で共用のイーティング・スペースがありまして
そこへ持ち込んで食べるようになっていました
各店がそれぞれにスペースを設けるより無駄がありません
隣で蕎麦やラーメンを食べているという中でのうな丼ですな(^^;
問題は
この施設は羽生PAの上り線がわだけにしか無いということです
川口方面から東北道へ入って来た人たちがこの施設を利用するとすれば
いったん一般道へ降りてから上り線に入らなければなりませんね