秀明菊
うちのは八重咲
これだとちょっと見には菊と見まごう
中国からの帰化植物
京都の貴船辺りからこぼれた種が
加賀にも越前にも散らばって
全国にひろがったのか
唐菊 高麗菊
貴船菊 紫衣菊 加賀菊 越前菊
そして秋芍薬と
その名もさまざま
歳時記では
俳句の季語とするものとしないものとあるのかな
シュウメイギクはそれだけで七字
でも シュウ メ イ ギ クとわければ五音に聞こえる
秋海棠もそうですねぇ
細い茎
菊よりずっと頼りなげなとところがいいか
咲き始めの蕾が愛らしい
一輪挿しにしたらいいかな
秋寒や秀明菊を伐りに行く
壁際のほんの狭い所に咲いている彼女
どこから飛んで来てくれたのでしょうね
種など撒いた覚えはないのです
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月ほどの天体が地球に接近したら
きっとこんな風に見えるのかな
朝夕ぐんと寒くなりました
昨日の朝
たまらず石油ストーブを引っ張り出して点火
朝夕ばかりは既に冬の趣きです
お風邪など召しませんように
この季節
運動会だマラソン大会だと
小さな町でもイベントだらけ
早朝から花火が上がります
もっとも効果のある宣伝効果が花火
「あれ、きょうは何があるんだっけ」
宇都宮ではパン・マルシェまで開かれて
山の中 森の中のパン屋さんは
いつものようにせっせとパン焼きです
「たくさん残ったら誰に送ろうかな」
あの人この人の顔を思い浮かべるのも楽しいですね
いえ本当に
強がりではなくて
KUMO